手足のしびれや痛み、腰痛、肩こりでお困りの全ての方へ

  1. 病気の解説
  2. 9 view

骨粗鬆症と薬物治療②

薬物治療を始めるタイミング

治療開始のタイミングは、骨粗鬆症の診断がされた場合だけではありません。

基本的には、軽い力で骨折するようなくらい骨が弱い場合が治療開始となりますが、まずは

①背骨か股関節に骨折がある・・・ただしケガではない場合

②背骨と股関節「以外」で骨折がある(前腕や肋骨、骨盤など)時、骨密度が若者の2割くらい低い場合

③骨折がなくても、骨密度が若者の3割くらい低い場合、同年代と比べてとても低い場合

④骨折がなくて、骨密度もそれほど低くない場合でも、家族に股関節の骨折があるとき

➄骨折がなくて、骨密度も低くなくて、家族に股関節の骨折がない場合でも、昔に骨折がある、ステロイドのお薬を内服している、大酒のみ、たばこを吸っている、骨がもろくなる病気にかかっているときは、総合的に考えて薬物治療を行うかどうか判断します。

やっぱり、専門家に任せた方がよさそうです。

御高齢の方は、一度かかりつけの先生に相談されることをお勧めします。

病気の解説の最近記事

  1. 頚椎症性脊髄症との鑑別疾患

  2. 頚椎症性脊髄症の神経診断学

  3. 頚椎症性脊髄症の症状

  4. 頚椎症性脊髄症の病態生理

  5. 頚椎症性脊髄症の病態生理

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 彦根中央病院

    2022.02.13

PAGE TOP