4月から大津市民病院脳神経外科では、新規入院、新規手術を制限します。脳神経外科が扱う疾患は、脳卒中などの脳外科疾患、脊柱管狭窄症などの脊椎脊髄外科ですが、どちらも長期にわたる入院や外来経過観察が必要な疾患です。
大津市民病院脳外科は、病院執行部から受けたパワハラによって、業務の継続ができなくなりました。
そのため、新規に患者さんに手術治療を行うと、術後のフォローアップができなくなります。脳卒中の患者さんは、少なくとも3ヶ月以上の入院が必要となる場合が多く、また脊椎脊髄外科の患者さんでは骨の操作を行いますので、安定するまではやはり3ヶ月から半年くらいまではしっかりと継続治療を行わないといけません。
結果、手術治療が必要となる患者様には、申し訳なくまた恐縮ではありますが、他院への紹介か、我々のチームが移籍する先の病院で治療をお願いしています。
特に大津市民病院では、当分の間、脊椎脊髄外科手術ができなくなります。脊椎脊髄手術は脳神経外科、整形外科が行いますが、現在のところ2つの科共に脊椎脊髄手術を行う後任の医師は派遣されません。
患者様には、たいへんご迷惑をおかけしますが、何卒ご高配のほどお願いいたします。
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