二年半におよぶ、BOHでの診療がそろそろ終わりを迎えます。
この間、堅田地域を含め、大津方面、草津市、京都市、宇治市などからたくさんの患者さまの手術、治療にあたらせていただきました。
また、手術を受けていただきました患者様は、総80名の方に及びます。概算で毎週お一人の患者さまに、手術治療を提供させていただきました。
術後経過良好な患者様、手術前の症状が継続している患者様、経過はさまざまではありますが、少なくとも、私の手術を受けていただきました全ての患者さまは、今後脊髄への損傷をきたすことはないものと御理解いただいていいかと思います。
全ての患者様は、術前にあった脊柱管狭窄症は確実に解消しております!ご安心下さい!!
ただし、残念ではありますが、外傷、不全脊髄損傷、脊髄軟化症を来していた患者様、また、脊柱管狭窄症のみならず神経根症を併発していた患者様の中には、症状継続、また症状が後遺しておられる方がいらっしゃいます。
一旦、そのような患者さまとは診療関係が離れることとなりますが、私は、しっかりと皆様のことを記憶し続けたいと考えています。
医学の発展、進歩は続いています。
私自身、日本脳神経外科学会、日本脊髄外科学会において、臨床や研究に尽力し、少しでも脊髄損傷などによる症状が軽快するよう、新しい治療法を探索してゆきたいと思います。
BOHで担当させていただきました患者様には、貴重な縁を感じております。
少しでも、皆さまの笑顔が増えるような治療をこれからも開発してまいります。
皆様のご健康を心よりお祈りしております。
有難うございました。
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