手足のしびれや痛み、腰痛、肩こりでお困りの全ての方へ

  1. 診療日誌
  2. 4 view

今日は外来と手術でした。

本日午前中は、外来診療を行いました。頚椎椎弓形成術という同じ手術を行った患者さんが複数受診されました。

その内のお一人は、手術を終えて2週間目の患者さんでした。手術前にあった、左上肢の痛みはすっきり消えて、晴れ晴れとしておられました。

もう一方は手術を終えて8か月目の方も見えました。この方は、術後もしびれが残存しました。もちろん、手術前は手が動かなかったのですが、手術後は少しずつ動くようにはなっており、結果には満足されています。

でも、お二人の患者さんで何が違うのでしょうか。

ズバリ、脊髄に傷がついてしまう前に治療したのかどうかです!!!

症状が無いから、または軽度だからといって、頚部脊柱管狭窄症などを放っておくと、脊髄に傷がついてしまい、もう元には戻りません。甘く見てはいけないのです!!

いくら手術の技術が進んでも、脊髄の傷は絶対治せません!!

傷がつかないように予防することが重要なのです!!

午後は、その頚部脊柱管狭窄症の方に対して、やはり頚椎椎弓形成術を行いました。

もちろん上手くいきました。

この患者さんは、一生、脊髄に傷がつくことはありません。

もう、将来、痛みやしびれで困ることは決してないのです!!

診療日誌の最近記事

  1. 4月からの手術を制限します。

  2. 彦根中央病院での第一手術例、大成功!!

  3. 大津市民病院 脳神経外科 一斉退職

  4. 大津市民病院 外科 一斉退職

  5. 彦根中央病院

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 彦根中央病院

    2022.02.13

PAGE TOP