本日は、地域の開業医先生から10名もの患者さんを紹介いただきました。大変忙しく、結局、昼食抜きで16時までかかりました。
その後、書類作成や、事務処理を18時半まで行い、やっと帰宅できた次第です。
やっぱり骨粗鬆症の患者さんが多いです。骨粗鬆症は今や、国内1,000万人を超える患者さんがおられます。実は糖尿病よりも多いのです。
これまで健康に過ごしてきた女性が、急に、背中や腰が痛みだし、「いつの間にか骨折」を来します。不幸です。
何とか、骨折を起こさないように治療しますが、強い治療を行うと、慢性腎臓病につながります。
骨粗鬆症の治療って、腎臓に負担がかかるんです。
現在、大津脊椎脊髄センターでは、骨粗鬆症と慢性腎臓病の双方をきちんと管理して、適切な治療をほどこせるようにデータを集めている最中です。
骨粗鬆症をとれば腎臓がわるくなり、
慢性腎臓病を避けるようにすれば骨粗鬆症性圧迫骨折をおこす・・・
そんな、患者さんにどちらかを選ばせるような治療は断じてゆるせません。
もっともっと、患者さんの痛みの無い生活を目指して!
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