若い方と、御高齢で運動機能の低下している方と、何がちがうのか?
もちろん色々あると思いますが、普段から、よくよく観察していると、お尻から太ももの筋肉が全然ちがいます。
先日、海外の映画をみていたら、アンソニーホプキンスという名優がでていました。朝ベッドから起きるシーンがあったのですが、上半身は樽みたいに大きかったのですが、お尻から足が極端に細い印象でした。
筋肉の量を、若いころと同じように維持することはなかなか難しいですね。
とくに、体に不自由がでてきて運動がつらい方は、筋肉の量を保つことは至難の業です。
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以前、大津市医師会の主催で講演会を開いたことがありました。私が座長を務め、そこに講師としてお招きしたのが、信州大学整形外科の中村幸男先生です。
中村先生の著書の一部を御紹介いたします。ふだん送っている生活のなかで、簡単に続けられる運動法などが詳しく説明されています。
とても参考になります。
中村先生は、骨粗鬆症のエキスパートで、健康寿命を延ばすために様々な活動をされておられます。中村先生によると、70歳台、80歳台になっても、行きたいところに行ける足腰を作ることが大切で、やはり筋肉と骨をしっかり鍛えることが重要と言われています。
そのためには、しんどい運動が必要だと思ってしまいますが、そうではなくて体に優しく、毎日続けられるような、そして効果的な運動が良いともいわれています。そこで、「ゆるスクワット」と「かかと落とし」を薦められています。
これなら、毎日かんたんに続けられそうです。
私も家族に薦めています。皆さんもやってみてください。
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