手足のしびれや痛み、腰痛、肩こりでお困りの全ての方へ

  1. 病気の解説
  2. 8 view

骨粗鬆症

【骨粗鬆症】

骨粗鬆症は、低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患である。

WHO(世界保健機関)による定義

骨粗鬆症は体や骨の状態を表す言葉ではなく、れっきとしてた病気であり、骨折を生じるにいたる病的な過程です。骨折は結果として起こる骨粗鬆症の合併症ということです。

「知らぬ間に骨折」・・・気づかないうちに骨が折れている・・・怖いですね。

これは、御高齢の女性に多い骨折といわれていますが、次の11項目が骨折の危険性を大きくさせるといわれています。

①高齢、②女性、③肥満、④高身長、➄親の股関節骨折、⑥タバコ、⑦ステロイド薬の使用、⑧関節リウマチ、⑨内分泌疾患や成人病、⑩アルコール、⑪股関節の骨密度が低い

などです。高齢の女性だけではないんですね。当てはまる項目が多い方は要注意です。

本日の外来でも約3割の患者さんが、「骨粗鬆症性圧迫骨折」で受診されています。とても多い疾患です。

この週末は、骨粗鬆症について発信したいと思います。

病気の解説の最近記事

  1. 頚椎症性脊髄症との鑑別疾患

  2. 頚椎症性脊髄症の神経診断学

  3. 頚椎症性脊髄症の症状

  4. 頚椎症性脊髄症の病態生理

  5. 頚椎症性脊髄症の病態生理

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 彦根中央病院

    2022.02.13

PAGE TOP