骨粗鬆症は体や骨の状態を表す言葉ではなく、れっきとしてた病気であり、骨折を生じるにいたる病的な過程です。骨折は結果として起こる骨粗鬆症の合併症ということです。
「知らぬ間に骨折」・・・気づかないうちに骨が折れている・・・怖いですね。
これは、御高齢の女性に多い骨折といわれていますが、次の11項目が骨折の危険性を大きくさせるといわれています。
①高齢、②女性、③肥満、④高身長、➄親の股関節骨折、⑥タバコ、⑦ステロイド薬の使用、⑧関節リウマチ、⑨内分泌疾患や成人病、⑩アルコール、⑪股関節の骨密度が低い
などです。高齢の女性だけではないんですね。当てはまる項目が多い方は要注意です。
本日の外来でも約3割の患者さんが、「骨粗鬆症性圧迫骨折」で受診されています。とても多い疾患です。
この週末は、骨粗鬆症について発信したいと思います。
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