骨粗鬆症を予防したり、治療することの目的は、①「骨折を予防」すること、②「骨格の健康」を保つことです。そうすれば生活の質(QOL)が高くなります。
「骨格」って何でしょう?
骨と骨が連結する部分を関節といいます。骨格とは、骨と関節によってできる体の骨組みのことです。
骨粗鬆症では、骨密度が低下して骨折の危険性が大きくなる病気です。
骨折が起こると、骨格が変形し、痛みもでます。
そうなると、運動できなくなったり、生活動作がしにくくなったりします。
そして、骨格で守られている内臓の働きも悪くなります。
動物は、骨に筋肉がつながって、その筋肉が伸び縮みすることで関節が動いて、移動することができます。
動物の動物たる所以は、移動、動くことですが、それは、骨格の健康があればこそです。
人間が人間らしく生きるための必須の要素なのです。
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