腰痛の原因は様々あります。
もちろん、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎辷り症、骨粗鬆症性圧迫骨折などの腰椎疾患だけでなく、腎臓結石などの腎臓疾患、大動脈解離や膵臓腫瘍など命にも関わる病気も見逃せません。
また軽い尿道炎と甘く見ていると要注意です。高齢の方や持病のある方などは抵抗力が落ちているため、ばい菌が血流に乗って全身にまで広がり、背骨に住み着くと化膿性脊椎炎となってしまうことだってあります。この場合も、結構、痛みは強いです。
ですから、腰痛は誰にでもあるからと病院での検査もせずに、ほうっておくと一大事になってしまうことがあります。長引く腰痛は一度病院で検査をお勧めします。
最近、腰痛で大津脊椎脊髄センターを受診される患者さんで、よく見かける原因があります。
それは、傍脊柱筋の脂肪変性や萎縮による腰痛です。
多くの腰痛患者さんでは、筋肉の萎縮などが原因となっていることが多いのです。
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