電気生理学的検査
電気生理学的検査とは、手足に電極を取り付けて、身体に電気を流して、その電気信号を解析して脊髄、神経、筋肉の動きや働きをcheckする検査のことです。
この検査の重要性は、あまり認識されていません。
でも、絶対的な検査であるMRIなどでも、診断、特にどの神経が悪いのか迷うことがあります。
どの神経が悪いのか、手術をやってみて、症状が治れば予想が的中、症状が治らなければ予想外れ・・・
そんな、一か八かの治療なんて我々医療サイドも提供なんてできません。
そこで活躍するのが電気生理学的検査です。
また、手術が終わって神経症状が徐々に回復してゆくことがありますが、回復に時間がかかった場合、ほんとに神経の圧迫がとれているのかどうか迷うことがあります。
その場合にも、電気生理学的検査はとても使い勝手のよい検査なのです。
いくつかの論文や研究でも、手術前の診断や術後のフォローアップでも電気生理学的検査が有用であることがわかっています。
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