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腰椎椎間板ヘルニアの画像その3

椎間板造影

椎間板造影検査とは、局所麻酔を腰にうって、針を椎間板に差し込みます。その針から造影剤を椎間板に流し込んでレントゲン撮影を行う検査です。

まあ、痛いですし、造影剤の副作用や放射線被曝もあります。

ただし、椎間板造影検査は、椎間板ヘルニアの診断以外では使える検査です。腰痛の種類のなかで椎間板性腰痛という痛みがあります。これは、MRIやCTなどではわかりません。でも、椎間板造影検査なら、その腰痛が椎間板性腰痛なのかどうかを診断できます。

また、椎間板造影をおこなった後にCTをとる検査をCTDといいますが、CTDは椎間板ヘルニアの飛び出し方や飛び出した方向などがとても良く分かります。

外側型ヘルニアに対して、脊髄造影、CT、MRI、CTDを比べた研究では、なんとCTDが最も診断のために行う意義があると結果がでました。

MRIとCTDを直接比較した研究では、40人の患者さんについて調べたところ、CTDの方が使える検査だったとのことでした。

うーん、針の痛み、造影剤の副作用、放射線被曝を我慢して椎間板造影を行うかどうか・・・

まあ、MRIを行ってからでもいいような気がします。

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