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頚椎症性脊髄症の診断の目安

頚椎症性脊髄症って、難しい名前です。

病院、診察室でも、実際の病気とホントの病名が誤って使われている場合があります。

今回は、頚椎症性脊髄症を診断する時の目安を発信します。日整会ガイドライン2015より。

  • 症状;「手足のしびれ」、「手指の不器用」、「歩きにくい」、「排尿しにくい」のいずれかがある。
  • 症候;病気のある場所で深部腱反射が低下。それよりも下で腱反射が亢進。異常反射、手のこわばりがある。
  • 画像;レントゲンで椎間が狭く骨棘があり、MRIやCTで脊髄が圧迫されていて、症状・症候と一致する。
  • 例外;靭帯骨化症、ヘルニア、筋委縮症、血管障害、脊髄腫瘍、脊髄変性疾患、末梢神経障害は除く。

以上のような場合を頚椎症性脊髄症といいます。

「症状」以外は、病院でないとわかりません。きちんとした診断のできる病院へ受診しましょう。

そして、皆さんは、4つの症状がないかどうかを、もう一度見直してください。

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