一昨日は、大事なドクターを京都滋賀にお迎えするために時間がなく、昨日は難しい手術の後に当直業務がありブログ更新できませんでした。
本日は当直明けでしたが、来年10月に開催される第85回近畿脊髄外科研究会の打ち合わせを行いました。
近畿脊髄外科研究会は歴史が深く、1980年に第1回が開催されました。毎年、春と秋に年2回開催され、近畿というか西日本における脊椎脊髄外科の専門医が集う学会です。
なんと!次々回の第85回は、不詳、私が会長を拝命しました。
歴史ある研究会の会長を務めるにあたって、
私が掲げたテーマは、「脊椎脊髄外科における低侵襲手術」です!!
昨今、外科治療は低侵襲に力点がおかれています。我々、脊髄外科医は、患者さんの体に極力負担をかけずに、それまでの治療と同等の成績を達成する手術法を開発ことが責務です。
もちろん、低侵襲な手術では対応できない病気もあります。そのような、難しい病気はこれまで通り、多少の負担はありますが、しっかりと治療を行います。
でも、少しでも患者さんの負担を軽減するために、低侵襲化できる病気から低侵襲手術を取り入れていくことは重要なテーマです。
私が主催する第85回は、これまで長年低侵襲脊椎固定術に携わってこられた名古屋の重鎮の先生と、最先端の内視鏡手術の第一人者をお迎えして特別講演を行う予定です。
また、これまでにも行われていた手技ですが、顕微鏡を用いた低侵襲手術の大家もお招きする予定です。
充実した学会になりますよう、精いっぱい準備をおこないます!!!
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