先日、変形性腰椎症の患者さんに、新しい固定術を導入し手術を行いました。
その方法とは、腰椎固定術は腰椎の細い部分に正確に大きいスクリューを設置しなくてはいけませんが、患者さん毎に、スクリューを打つためのガイドを3Dプリンターで作成して、患者さんの骨にそのガイドを設置して、後はスクリューを打つだけのシンプルなシステムです。
そのガイドがあるおかげで、従来は設置困難な仙骨や腸骨へ容易にスクリュー設置ができるようになりました。
今回、導入にあたり初めての患者さんの手術でしたが、ものの見事に正確なスクチューが設置でき、手術は大成功でした。
このガイドを用いたスクリューの経験をもっともっと増やして、ゆくゆくは、固定術の最難関と言われている頚椎へのスクリュー固定術へ応用してゆきたいと思っています。
より良い術式の完成を目指して、、頑張ります!!
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