術式、病名、手術を行う目的、方法、合併症、その他・・
患者さんと、ご家族などのキーパーソンに説明を行って、手術を受けていただく意思を確認し、同意書を作成してはじめて手術治療などの医療行為が行われます。
手術説明は、インフォームドコンセントと最近ではいわれます。
本日は、明日の脊髄腫瘍摘出術の患者さんとそのご家族へ説明を行いました。
すでに、歩行障害や背中の痛み、下肢の脱力を来して、車いすでの生活を余儀なくされている患者さんですが、なんとか脊髄を圧迫している腫瘍を摘出してリハビリを行い、自宅退院へつなげていきたいと思います。
合併症や手術リスクを説明しなくてはなりません。
本日、説明を行っているときに、ご家族が心配のあまり意識を失ってしまわれました。
1分弱で意識も戻り、四肢の動きも問題ない状態に戻りましたが、一般の方が不安にかられてしまうのも無理はありません。
できるだけ、平易にわかり易く、過度に心配されないように説明はしますが、それでも大事な愛する家族の一大事に直面して、不安になられてしまうのもしかたないです。
もちろん、すぐさま、ご家族を介抱して何事もないようにケアいたしました。
明日の手術・・・患者さん、ご家族が幸せになれるよう尽力します。
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