理事長と、病院経営について面談しました。
理事長は、売り上げが最も重要であり、売り上げがマイナスの診療科を縮小すると言いました。
私は、病院を医療施設として扱うのか、企業として扱うのかで全く考え方が異なると言いました。
病院は医療施設であり、採算部門だけでなく、不採算部門も取り入れないといけません。それが市民の要求であるなら税金を投入しても理解が得られます。
病院を企業として扱うなら、売り上げよりも経営が黒字なのか赤字なのか、つまり収益があるのかどうかが重要です。
いくら売上が良くても、大幅に売り上げを上回る予算をかけていては、赤字ばかり膨らみます。労働生産性のある診療科に予算をつけて、労働生産性の低い診療科の穴埋めをする、それでも赤字になるなら不採算部門の生産性を上げるように指導する、それでも赤字なら大株主である大津市に理解を求めて税金を投入してもらう、そういった大津市行政の判断は市長選挙、市議会選挙で市民が責任を持って投票活動でもって行動し、その結果は、大津市民が受け入れる。。。
これが健全経営です。
今の理事長は、売り上げばかりで判断して、真の黒字部門を人員削減し、赤字部門に予算を垂れ流しています。
これでは、市民病院の行く先は真っ暗です。。。
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