体への侵襲、ストレスはできるだけ少なくすることが基本です。
もちろん、中途半端な治療を行って、疾患が治癒しないのであれば本末転倒ですが、要らぬ負担を体にかけないようにすることは重要です。
消化器外科では腹腔鏡、胸部呼吸器外科では胸腔鏡などによる手術が当たり前となっています。もちろん、開腹や開胸でないとできない手術もあります。。。
脊椎脊髄外科の分野でも、内視鏡や円筒型開創器などを用いて、身体に侵襲を加えずにすむ治療があります。
皮膚切開は1cm以下で、椎間板ヘルニアや神経根症を治療することが可能となります。
大津脊椎脊髄センターでも、内視鏡治療をどんどん進めていきます。
来10月の近畿脊髄外科研究会では、私の発案で神経内視鏡治療のセミナーや特別講演を予定しています。
広く、若い脊椎脊髄外科医に教育をしていきたいと思います。
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